乳幼児から検査可能な機械を準備しています。
検査は有資格者が担当します。
※ 乳幼児は当日の機嫌によってはすべての検査が行えず、何度か来院いただく可能性もあります。
(予約をお取りします。)
※ 斜視や弱視が疑われる場合、目薬で瞳孔を開き調節を取り除く検査が必要です。
この検査には2時間程度かかります。
※ 近視抑制治療を検討される方は、電話にて予約をお願いします。
弱視
矯正しても視力が1.0以下の状態
- 原因は、屈折異常、斜視、眼瞼下垂、眼内の器質的病変(先天白内障、先天緑内障、眼内腫瘍など)があげられます。
- 視力は光が網膜上に焦点を結び、その刺激が大脳に伝わることで伸びていきます。
視力発達は8歳ごろまでと言われており、その時期までにいかに視力を伸ばすかが治療のポイントとなります。 - 高度近視、中等度以上の遠視や乱視は、状態に応じてになりますが、4歳くらいまでに眼鏡の装用ができるとよいと思います。
目の器質的病変はできるだけ早い治療が求められますので、赤ちゃんの斜視や白色瞳孔(瞳の色が白く見える)など気になることがあれば迅速な眼科受診をおすすめします。
斜視や眼瞼下垂は弱視となるリスクが高い場合には手術治療をお勧めしますが、程度が軽い場合には慎重に経過観察となることが多いです。
お子さんが眠かったり、機嫌が悪かったりすると、1回の来院ですべての検査ができないこともありえます。また、検査への理解や慣れも必要になりますので、何度か通院して頂く可能性があることもご承知おきください。
斜視
目の位置がずれていて視線が合いにくい状態
- 幼少時からの斜視の場合には両眼視(対象物を両方の目で同時に認識し、頭の中で1つのものとして認識する能力)が育ちにくくなることがあります。
手術の時期を念頭に置きながらの慎重な経過観察が必要です。