近年、低年齢からのスマートフォンやタブレットの使用により、
学童期だけでなく成人以降の近視も多くみられます。
低矯正、過矯正の眼鏡は調節緊張を招き眼精疲労の原因となることがあります。
作業に応じて適切な眼鏡を作成することが大切です。
40歳を超えると老視が進んでいきます。
遠近両用の眼鏡やコンタクトレンズを使用することで、目の疲れを軽減させることも一考です。
不調を感じたら、是非一度ご相談ください。
※ 眼鏡の作成は後日予約となる場合があります。
※ コンタクトレンズが初めての方は午前は11時まで、午後は16時までに来院ください。
注)コンタクトレンズが初めての方で土曜日を希望される場合は必ず事前に電話予約をお願いします。
屈折異常
近視、遠視、乱視など
- ヒトは対象物を網膜で捉え、その刺激を大脳に伝えることで『見える』と認識します。
見たいものの情報が光として目の中に入り、その光がぴったりと網膜面上に収束した時が一番よく見える状態です。
光情報が網膜よりも前や後ろで収束するとぼやけて見えてしまい、これを『屈折異常』と言います。 - 主な屈折異常には近視、遠視、乱視があり原因は様々です。
屈折異常は弱視や眼精疲労、頭痛や肩こりの原因にもなります。
当院では適切な屈折矯正により、快適な生活ができるようにお手伝いをしたいと考えています。
老視
「若い頃は遠くも近くも見えたのに、最近ピントが合いにくい…」
- 年齢により目の調節能力が落ちてきます。ピントを合わせる調節の幅が狭くなるため、遠くも近くも同時によく見ることは難しくなります。
- 元々目の良い方やコンタクトレンズで矯正されている方は40歳を超えた頃から手元がみえにくくなる症状が出てきます。
見たい所をはっきりと見るためには、その距離に応じた眼鏡などによるアシストが必要になります。
眼鏡に慣れていないため、老眼鏡には抵抗のある方も多いと思いますが、将来的なことを考えると軽めの遠近両用眼鏡やコンタクトレンズを早め使用することで、日常生活がぐっと楽になる可能性があります。
テクノストレス眼症
目の痛みや疲れ、かすみ、肩こりなど
- 近年WHOはゲーム依存症((ゲーム障害)を疾病と認定しています。
長時間のパソコン作業や、スマートフォンやタブレットの使用、長時間のゲームなどにより、心身の不調をきたすことをテクノストレス眼症と呼びます。 - 症状は目の痛みや疲れ、かすみ、肩こり、頭痛、腰痛など様々です。
これらは適切な作業時間(適度な休憩)と作業姿勢に加えて、適切な屈折矯正を行うことで軽減できる可能性があります。
疲れ目や頭痛でお困りの方は、一度眼科を受診してみてください。