院長:内科担当医 辰巳和宏
内科では、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの慢性疾患の治療を中心として、動悸・息切れ・むくみの原因診断(不整脈や心不全、呼吸器疾患など)と治療を行っております。
超音波専門医として、心臓病(心筋症や弁膜症など)の早期発見、治療にも力を入れています。
また、発熱、かぜ症候群、嘔吐下痢症などにも長らく対応しており、2020年新型コロナが蔓延してからは、いち早く発熱外来を設立し診断・治療を行ってきました。
脳梗塞後、パーキンソン病などの神経難病、末期がんなどで寝たきりになられた方の、24時間対応の訪問診療・看取りも10年以上行っております。
健診や医療の充実している日本では、高血圧症や糖尿病、脂質異常症などが自覚症状のない状態で発見されることが多く、治療を始めても継続し続ける意味が分からなくなることもあるでしょう。
生活習慣病患者さんの治療目的は、第一に将来の心筋梗塞、脳梗塞などの重大疾患を防ぐこと(確率を低下させること)、第二に疾患のコントロールが不十分な際に高頻度で起こってくる合併症を防ぐことだと思っております。
医学的ガイドラインに従いながら、疾患判明時の年齢(平均余命)、既にお持ちの合併症の有無、患者さん個人の価値観などを踏まえ、オーダーメイド治療するように心がけています。
みなさん、一緒に頑張りましょう。
何か心配なことや、通院のご希望がある場合など、お気軽にご相談ください。
- 略歴
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2001年 筑波大学医学専門学群卒業後、
神戸大学医学部 循環呼吸器内科学教室入局
国立神戸病院(現:神戸医療センター) 研修医2004年 神戸大学病院 循環呼吸器内科学 医員 2007年 辰巳内科医院(現:辰巳内科・眼科) 副院長 及び
神戸大学大学院 循環器内科学 研究生2010年 医学博士 取得 2011年 神戸大学大学院 循環器内科学 医学研究員(2022年3月まで) 2024年 辰巳内科・眼科 院長
- 資格
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- 日本循環器学会認定循環器専門医
- 日本内科学会認定内科医
- 日本超音波医学会認定超音波専門医・指導医(心臓)
- 日本心エコー図学会認証SHD心エコー図認証医
(SHD:Structural Heart Disease 器質的心疾患) - 日本周術期経食道心エコー委員会認定医
- 日本医師会認定産業医
- 所属
学会 -
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本心臓病学会
- 日本心エコー図学会(代議員)
- 日本超音波医学会(代議員)
- 研究・
学術論文 -
医学は、科学的要素も大きいです。先人の基礎医学や臨床医学研究を経て、現在最良と思われる医学指針が定められます。更なる医療技術・医療機器の改良、エビデンス(科学的証拠)の蓄積で医学は発展します。
その1ピースに成れるよう、大学病院で心臓超音波機器(心エコー)を用いて、心臓弁膜症・心筋症・心臓再同期療法について約15年間臨床研究を行ってまいりました。最新の心エコー知識を、皆さんの健康に役立てることができるよう頑張ります。
院内紹介
機器
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- 当院ではエコー図検査(心臓)を得意としております。
女性の臨床検査技師(国家資格)が施行し、副院長(心臓超音波専門医)が画像を見て確認診断し、説明いたします。
超音波(エコー)装置とは、人間が聞くことの出来ない高い周波数の音を使って体の中の臓器を画像化する装置です。 無害・無痛で、安心して検査を受けられます。
心房・心室・弁などの大きさ・形・収縮、拡張異常・弁膜症(逆流や狭窄)・心不全の程度などが分かります。 その他、必要に応じて、頸動脈エコー、下肢静脈エコー、下肢動脈エコーなどを施行しております。
- 当院ではエコー図検査(心臓)を得意としております。
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- 立位での胸部・腹部レントゲン機器及びデジタル画像診断システムを導入し、撮影後約1分で画像の出力が可能です。
心臓や肺の疾患の発見や病態把握に役立ちます。
- 立位での胸部・腹部レントゲン機器及びデジタル画像診断システムを導入し、撮影後約1分で画像の出力が可能です。
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- 不整脈や心筋梗塞などの疾患、心臓の壁の肥大、心室の負荷の程度などを診断、把握するために使用します。
コンピューターを内蔵しており、5分間の連続記録などが可能です。
- 不整脈や心筋梗塞などの疾患、心臓の壁の肥大、心室の負荷の程度などを診断、把握するために使用します。
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- 24時間にわたり心電図を記録でき、日常生活中での不整脈や狭心症などを特定するために使用します。
モニター用のシールを胸に貼るため、かゆみがでる方もいらっしゃいますが、小型(65×62×18mm)、軽量(78g)な上に、防水仕様で入浴が可能であり、患者さんの負担が少ない機種です。
- 24時間にわたり心電図を記録でき、日常生活中での不整脈や狭心症などを特定するために使用します。
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- 動脈閉塞の程度、全身の動脈硬化の程度(血管年齢)などを診断できます。
検査方法は、臥位で上下肢4か所に血圧計の帯を巻き、安静に寝ころんで頂くのみで、検査時間は5分ほどです。
- 動脈閉塞の程度、全身の動脈硬化の程度(血管年齢)などを診断できます。
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- 肺活量やどれくらい肺が仕事をできるか、などを測定でき、肺疾患の診断や重症度、病状把握のために使用します。
検査時間は10分弱です。
- 肺活量やどれくらい肺が仕事をできるか、などを測定でき、肺疾患の診断や重症度、病状把握のために使用します。
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- 禁煙外来の際に使用します。
喫煙の有毒物質の1つである一酸化炭素濃度を1回の呼気で測定可能です。
- 禁煙外来の際に使用します。
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- ご自宅にて、指と鼻にセンサーを付け、腕に機械を装着し、1晩寝て頂くだけで簡易検査を行えます。
睡眠時間は取れているのに昼間眠い、いびきがひどい、睡眠中に呼吸が止まっていると言われた方などは、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるため、検査をお薦めしています。
検査の自己負担費用は、1,000円(1割負担)から3,000円(3割負担)程度です。
- ご自宅にて、指と鼻にセンサーを付け、腕に機械を装着し、1晩寝て頂くだけで簡易検査を行えます。