当院は、厚生局の基準を満たした、24時間対応の在宅支援診療所(強化型)です。
在宅医療とは、寝たきりなど通院が困難な方が、ご自宅で医療を受けることです。
病状が比較的落ち着いた方が、自宅で入院をしているような状態と考えてもらってもよいです。
一方で、末期がんの方などで一時帰宅もしくは自宅看取りの場合などは、病状が安定していなくても、病院主治医と相談の上、在宅医療を開始することも可能です。
常時35人程度の訪問診療(年間自宅看取り15人前後)を行っております。
基本的に、日ごろのかかりつけ患者さんが脳梗塞や末期がんになられてしまい、通院が難しくなった際などに自宅看取りを含めた訪問診療に対応しております。
主に、月・水・金の13~15時に、事前に決めた日程でご自宅に訪問します。
主治医の副院長が出張などの際は、在宅診療で連携をとっている中谷病院(在宅支援病院)から緊急往診などの対応が可能です。
そのため、定期的(月1回以上)に患者さんの病状共有目的でカンファレンスを開催しています。
また、中谷病院にバックベッドを1床用意してもらっているため、入院が必要な重症肺炎になった場合などに入院先がなくて困る可能性が低い状況を作っています。
実際には、医師による訪問診療のみならず、看護師による訪問看護、理学療法士によるリハビリ、ヘルパーによる介護・生活介助など多職種が専門知識を駆使し、連携を取りながら、患者さんの自宅療養をサポートします。
在宅医療をご希望の方は、まず当院に電話相談ください。
開始の際は、現在の主治医に紹介状を作成して頂いたり、現在入院中の病院での退院カンファレンスに当院から参加したりします。